デリカD5の全塗装で下取り価格はどう変わる?
全塗装は下取り価格にマイナス?それともプラス?
デリカD5を全塗装(オールペン)すると、下取り価格に影響が出るのか気になる方も多いでしょう。
実は、全塗装が下取り価格に与える影響は一概には言えず、「プラスに働く場合」と「マイナス評価となる場合」があります。
ここでは、そのポイントを詳しく解説します。
プラス評価になるケース
以下のような条件を満たしている場合、全塗装がプラス査定につながる可能性があります。
- 純正色や人気カラーで仕上げている
- 塗装の仕上がりが美しく、ムラや垂れがない
- もともとボディの状態が悪く、補修目的の全塗装だった
- 購入希望者がカスタム仕様を好む傾向の地域・店舗
マイナス評価になるケース
一方で、以下のような場合には下取り価格が下がってしまうリスクもあります。
- 純正カラーではない奇抜な色や特殊なカスタムカラー
- 個人で塗装したような品質の低い仕上がり
- 事故歴や修復歴を隠すための塗装と判断されるケース
- 再塗装により車両のオリジナル性が失われている
実際の下取り価格の変化【目安表】
あくまで目安ではありますが、全塗装による査定影響は下記のように分類されます。
全塗装の内容 | 査定への影響 | 価格の変動目安 |
---|---|---|
純正色で高品質な全塗装 | プラス評価の可能性 | +3〜10万円 |
派手なカスタムカラー(マット・ラッピング風など) | マイナス評価の可能性 | −5〜15万円 |
DIYや低品質な仕上がり | 大きくマイナス評価 | −10〜30万円 |
査定前にやるべき3つのチェックポイント
全塗装済みのデリカD5を高く評価してもらうために、下記のチェックポイントを事前に確認しておくことをおすすめします。
- 塗装品質にムラ・ヒビ・垂れがないか
- 塗装歴・理由を正直に申告する(事故歴隠しと誤解されないように)
- 査定士がカスタム車に理解ある業者を選ぶ
全塗装後は「売る場所選び」も重要
全塗装済みのデリカD5を売却する際は、一般的な買取業者ではなく「カスタム車に強い中古車専門店」や「デリカD5に特化した店舗」での査定依頼がおすすめです。
OSGのようにデリカD5を熟知した業者であれば、全塗装の価値を正当に評価してくれる可能性が高くなります。
まとめ|全塗装の価値を正しく評価してもらうには
デリカD5の全塗装が下取り価格に与える影響は、塗装の質と選ぶ業者次第です。
安易なDIYや奇抜なカラーはリスクがありますが、プロの手による高品質な全塗装であれば、プラス評価も十分可能です。
「見た目」だけでなく「仕上がりの品質」も、売却時の重要な判断材料になります。
価値を正当に評価してもらいたいなら、カスタム車に理解のある専門店に相談することがベストです。